伝統技法研究会のトップページへ

伝統技法研究会のWEBサイトへようこそ。

アイコン「でんぎ」とは アイコン お知らせ でんぎの活動[ アイコン 再生・活用 アイコン 企画・設計 アイコン 調査・研究 アイコン 記録・公開 ] アイコン リンク

事例(再生・活用)

「再生・活用」の事例紹介です。

  やじるし 「再生・活用」の説明


事例(再生・活用)

旧丹羽家 門及び蔵 改修工事

225.jpg
旧丹羽家 門 正面


旧丹羽家 門及び蔵

所在地:東京都豊島区駒込3-12
規 模:門 一間一戸腕木門袖戸付
    蔵 梁間2.5間、桁行3間
構 造:門 木造
    蔵 鉄筋コンクリート造地下1階、2階建  
屋 根:門 切妻、和瓦
    蔵 切妻、和瓦、庇 銅板平葺
建設年:門 江戸時代後期
    蔵 昭和10年(当初の設計図書)
業 務:調査、設計、工事監理

 旧丹羽家の屋敷は、豊島区の防災広場の一つとして整備が進められており、
 主屋と庭等は取り壊されましたが、門と蔵は文化財として残され、染井地区の
 シンボル的存在として地域住民に親しまれています。
 平成21年には公園として広く開放される予定です。
 
・門

 門は、津藩藤堂家下屋敷の裏門を移築されたことが今回の調査で確認されました。
 門の形式は腕木門で、屋根は切妻の桟瓦葺きです。
 解体時に発見された墨書によると、江戸時代弘化4年(1847年)に
 柱の根継をしていることがわかりました。このことより、門が建てられたのは
 それ以前と考えられます。
 また、昭和9年に屋根を新規に取替えていることがわかりました。
 本工事では、屋根を葺替え、扉の損傷箇所を修理しました。
 門は、平成19年8月に豊島区の指定有形文化財となりました。

・蔵

 蔵は鉄筋コンクリート造地下1階・2階建で、昭和10年、主屋に増築されました。
 建物外壁は人造石洗出し仕上で、入口には鉄製の観音開き戸があります。
 内部は漆喰で仕上げられており、1階の梁や廻り縁には銀杏面が施され、
 丁寧な仕事がされています。
 工事は全解体を行い、屋根と外壁等の損傷箇所を修理し、入口に庇を新設しました。
 蔵は、平成19年12月に登録有形文化財となりました。


niwateimon-2.jpg
門 竣工写真 南西外観


niwateikura-1.JPG
↑ マウスを画像の上にのせると、工事前の写真になります。
蔵 竣工写真 東側外観


niwateikuranaibu.jpg
蔵 竣工写真 1階内部